子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰の受賞

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令和6年度子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰の受賞

 文部科学省では、平成14年度から、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解と深めるとともに、子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動を推進するため、特色ある優れた実践を行っている学校・園、図書館、団体・個人に対し、大臣表彰を行っております。

 この度、令和6年度の文部科学大臣表彰に福島県からは本市のしらさわ夢図書館が該当となり、先月の4月23日(子ども読書の日)に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにて表彰式があり無事受賞して参りました。

 しらさわ夢図書館については、過去に同様の表彰を平成18年(当時は白沢村)に1度受賞しています。

 今回は本宮市としては初めての受賞であり、18年ぶり2度目の受賞となります。

 本市の図書館行政については、平成24年度に図書館・図書室・学校図書館ネットワークシステムを導入し、市内の子どもの本について全市的に共有できる体制を整えました。

 こうしたハード面のほかに、ソフト面では、保育所・幼稚園・学校図書担当者会議を開催して、市内の保育所・幼稚園・小学校へ司書が出張し、おはなし会やブックトーク、アニマシオンなどを開催してまいりました。また、本宮市読書活動ボランティア養成講座を毎年開催し、市民による読書ボランティアを養成し、市内の保育所・幼稚園・小学校での読み聞かせや図書整理のボランティア活動に対しての派遣しております。

 そのような中、令和元年東日本台風により中央公民館図書室が被災し甚大な被害を受けましたが、復旧の改修後には、図書室がしらさわ夢図書館の分室となり図書館・図書室が一体となって本市の図書行政にあたる体制が整いました。併せて令和3年度に移動図書館車「モトム号」の新設、令和4年度のしらさわ夢図書館の機能拡充工事等を経て、読書環境の充実にも努めてきました。

 このような経過のありました18年間の歩みが今回認められての受賞であると認識しています。

 これもひとえに、図書館を利用してくださる市民の皆様のご理解とご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

 4月からは第四次本宮市子どもの読書活動推進計画もスタートしました。

 今後とも図書館の活動・運営に対して、ご理解とご協力をお願いいたします。